こんにちは!ライオン靴クリーム本舗です!
春が近づき、革ジャンの出番もそろそろおしまいという方も多いのではないでしょうか?「また来年もかっこよく着たい」と思っていても、正しい手入れをせずにクローゼットへしまってしまうと、次の冬にはカビだらけ、ヒビ割れだらけ…なんてことも。
今回は、革ジャンを長く愛用するために必要な"しまう前に使うケア用品"についてご紹介します。革ジャンの手入れに何を使えば正解か悩んでいる方は必見の内容です!
革ジャンの手入れをしないと起こること
革ジャンは天然素材のため、湿気や乾燥にとても敏感です。着用後の汗やホコリ、皮脂が残ったまま収納してしまうと、カビやヒビ割れの原因になります。
特に長期間クローゼットに保管する際には、革の乾燥を防ぐための保湿がとても重要。革用のケア用品を使って表面に油分と水分を補給することで、しっとりとした状態を保ち、トラブルを未然に防げます。
面倒に思えるかもしれませんが、来シーズンも気持ちよく革ジャンを着るためには、ほんのひと手間が大切です。
革ジャンのケア用品に使うのはオイルかジェル
革ジャンをケアするアイテムとして、弊社がおすすめなのがこちらの2つ
自然から作った革オイル(https://taniguchi-kagaku.com/products/nature_oil)
自然から作った革用ジェル(https://taniguchi-kagaku.com/products/nature_gel)
これらの製品は、いずれもエゾジカ脂を配合した動物性由来のケア用品です。レザーケア製品の中でもエゾジカ脂を使ったものは非常に珍しいです。シカの脂は動物性油脂の中でもベタつきが少なく、浸透性が高いのが特長です。そのため、ケア後はしっかりと保湿しながらも、仕上がりは比較的サラッとした手触りになるという優れた特性を持っています。
各製品の特長を簡単にご紹介します。
自然から作った革オイル
保湿効果が高く、革に柔らかさとツヤを与えてくれます。さらに撥水性もプラスされるので、雨の日にも心強い味方。ただし、油分浸透の効果が高く、淡い色の革に使うとシミのように濃くなってしまう可能性があります。
自然から作った革用ジェル
革オイルに比べて効果は控えめですが、どんな色の革にも使いやすい万能選手。水分を中心に補給し、しっとりとした保湿感を与えます。油染みにより革の色が濃くなり過ぎることの心配が少ないため、淡い色の革ジャンにはこちらが最適です。
オイルとジェル、どちらを使うべき?
それでは、実際にどちらを選べばいいのか?
- 黒や濃いブラウンなどの革ジャンには、保湿・柔軟性・撥水性をしっかり補える革オイルがおすすめ。
- ベージュやアイボリーなどの淡い色の革ジャンには、油染みの心配が少ない革用ジェルがおすすめです。
色によって適切なケア用品を使い分けることで、大切な革ジャンを長く、美しく楽しむことができます。
また、革ジャンを作ったメーカーさんの革加工の手法によってケア方法も変わることがあります。オイルかジェルで迷った場合は、メーカーさんに相談してみるのもおすすめです。
まとめ
革ジャンの手入れは難しそうに見えて、実は簡単。しまう前にしっかりとケアをしておくことで、来シーズンもお気に入りの一着を最高の状態で着ることができます。
「面倒だな…」と思わず、まずは革オイルや革用ジェルを手にとってみてください。
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